2019年07月17日

原因不明のだるさ、慢性疲労、無気力、こんな状態もう嫌だっていう方は見てください。

前回は副腎疲労について書いていきましたので、今回はどうしたら副腎疲労を改善することができるのか?予防できるのかということを中心に書いてみたいと思います。

まずは当院に来て頂ければ内臓の負担を減らすことができます!!
と言ってしまったら元も子もないので、自分でできる方法を考えてみます^^;

原因が分からない怠さや疲れが抜けないなど、前回は副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)について考えてみました。

様々なストレスから副腎疲労になることは分かって頂けたと思います。そう考えると現代はストレスだらけの中で生きて行かないとならないので、昔に比べると身体の変化に注意してないとあっという間に病気で動けなくなるなんてこともあるかもしれません。

ではどうしたら予防そして改善することができるのか?

栄養などの食生活からと運動や日常生活の2つの面から考えてみます。

始めに栄養などの食生活ですが、まず第1に甘いものや炭水化物をよく食べる方は注意が必要です。糖質が身体に入るとインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンが分泌されると副腎から出るコルチゾルがうまく働けなくなってしまうんです。

10時や3時にお菓子を必ず食べるとか、昼夜は麺類にご飯物の定食なんていう食生活の方は、それだけで副腎疲労まっしぐらという訳です。

さらにホルモンには日内変動と言って、身体の中で勝手に分泌し、血圧や血糖、血流などを調整することで身体を安定させる働きがあります。

特にコルチゾルは24時、つまり日が変わるところから1番分泌量が増えていきますが、夜中にラーメンやご飯物、甘い物を食べるとせっかく分泌してくるコルチゾルがうまく働けなくなってしまうんです。

飲食店やコンビニが24時間やっていて便利になっているのかもしれませんが、身体のことを考えるとそうも言って要られませんね。

まずは炭水化物の量と白砂糖を使ったお菓子の量を減らすことが、副腎を労わる第1歩になります。

その他にも、これは人にもよりますが、小麦のグルテンや乳製品のガゼインが腸内を傷つけてしまうことが引き金になっている方もいます。
これも合わない事に気づかずに、毎日の習慣になってしまっていて食べ続けている人もいるので、そういう方は3週間ほど食べるのをやめてみて体調が変わるかどうか、3週間経って改めて食べてみたら身体が重だるくなったなんていう方は、身体に合っていない可能性があるので食べるのを控えた方がいいと思います。

逆に多くとった方が良い食事は、良質なタンパク質と脂質です。お肉なら豚や鶏がオススメですし、魚なら小魚、特にアジやサバなどの青魚ですと、タンパク質と共に良質な油も取ることができます。鯖缶なんかも手軽でオススメですね。

タンパク質で考えると、1日にに必要な量を食事で摂るのは大変なので、私はプロティンをオススメしています。プロティンというと太ってしまうというイメージが強く、嫌厭される方も多いのですが、髪の毛や皮膚、その他の細胞でもタンパク質は使われるので、むしろ足りないくらいです。

油に関してもトランス脂肪酸をとらないようにしようとなってはきていますが、良い油を取っているという人は少ないです。アマニ油やエゴマ油などオメガ3が豊富な油を摂ることで副腎の助けになります。

これはホルモンの材料が、油(コレステロール)とタンパク質(アミノ酸)からできており、材料がないとそもそもコルチゾルも作れないという事態になってしまいます。

次に運動や日常生活に沿って考えてみましょう。

1番重要なのは、兎にも角にも睡眠です。できれば9時、少なくとも11時には寝るように心がけることが大切です。

先ほども言いましたが、ホルモンには日内変動という仕組みがあります。コルチゾルは24時を過ぎたあたりから分泌量が増えていきます。その時間に起きていたり、食事をすることでインスリンを分泌させることで、余計に副腎に負担をかけているんです。

お仕事上、その時間に寝るのは無理だという方もいらっしゃると思いますが、そういう方は何時でもいいので睡眠をとってください。その時になるべく真っ暗な部屋で寝てください。携帯なども部屋には持ち込まずゆっくり睡眠を楽しみながら寝ることで、ストレスの緩和にもつながりますし、副腎だけでなく内臓のケアにつながります。

眠りが浅くてお困りの方はご相談ください。

もう1つの方法は、軽く汗を流すくらいの運動です。汗をかくと毛細血管が拡張し、体のデトックスにつながります。

オススメは散歩です。特に日光を浴びながら汗ばむくらい散歩ができたら最高です。ストレスの解消にもなりますしね^^

疲れるほど運動してしまうと、やはり副腎にとっては疲労となってしまうので、副腎疲労の症状が出ている方は運動量も考えなければなりません。

どうしても運動はできないという方は入浴もオススメです。その際は、あまり熱過ぎない温度で15分くらいゆっくり使ってみてください。

入浴する前に軽くスクワットや足踏みをすることで筋肉を働かせ、血流を促進することもプラスαで効果が期待できます。

2回に分けて副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)について書いていきましたが、参考になりましたでしょうか?

食事などはあまり制限し過ぎてもつまらないと思います。楽しむためにも自分の身体の状態を知ることで、ケアできるところはしていきましょう。

健康寿命を延ばす否決になると思います。

そして不妊で悩んでいる方の大半が副腎疲労になっています。病院へ行っても原因が分からず悩んでいる方がいらっしゃいましたらお声を掛けてください。妊活の無料相談も行なっております。

※整体院かけはしでは、不妊で悩んでいる方のサポートをおこなております。
 東洋医学、漢方、内臓整体など、様々なアプローチで見ることで、まだ見えていない原因を考えていくことができます。
 現在、3名ほど妊活サポートのモニターを募集しております。
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Posted by naruc at 11:58│Comments(0)健康妊活栄養生活習慣運動
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